本年8月16日、最高裁判所、法務省、最高検察庁、日弁連が共催している「法曹という仕事」が開催されました。
このイベントは、最高裁からの声掛け(業界的には珍しい・・・)により2019年から開催され、2020年のコロナ禍での中止と2021年及び2022年の完全オンライン開催を経て、やっとリアル開催(オンラインを併用)とすることができました。最高裁判所を会場として、最高裁の講堂に80名、オンラインに約200名の学生が参加しています。
最高裁判事による講話として、弁護士から最高裁判事になった岡正晶判事、その後はNHKの昔話法廷をテーマにしたディスカッションや、法曹三者それぞれの仕事の魅力を語る座談会等が実施されました。参加者の7割は高校生でしたが、97%の好評価を得るなど、手応えのあるイベントとなりました。
個人的には、法曹志望者増加に向けたイベントに関わる機会が多いのですが、大きな広報をしていないにも関わらず参加申込を満員御礼とすることができたり、97%の好評価を叩き出すなど、このイベントは毎年素晴らしいリーチを見せる(法曹三者共催だから?)と感心しているところです。また、最高裁大法廷の見学もあり、日弁連マスコットキャラクターであるジャフバが初の大法廷に入廷したことも感慨深いものがあります。
来年も引き続き取り組みたいと思っています。
<追記> 最高裁からイベントの報告がなされています。 こちら から。